2020-04-06 第201回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
なお、栃木県における指定廃棄物の長期管理施設に係る詳細調査候補地については、環境省として二〇一四年七月に塩谷町寺島入を選定し、公表をしました。候補地の選定に当たっては、既存の地図情報等を用いて、自然災害を考慮して避けるべき地域などを除外し、洪水に関しては河川管理者が定めた洪水浸水区域を除外した上で、候補地の絞り込みを行いました。
なお、栃木県における指定廃棄物の長期管理施設に係る詳細調査候補地については、環境省として二〇一四年七月に塩谷町寺島入を選定し、公表をしました。候補地の選定に当たっては、既存の地図情報等を用いて、自然災害を考慮して避けるべき地域などを除外し、洪水に関しては河川管理者が定めた洪水浸水区域を除外した上で、候補地の絞り込みを行いました。
千葉県では、二〇一五年の四月に千葉市内の土地を長期管理施設の詳細調査候補地として選定いたしましたが、残念ながら、詳細調査の実施について地元の御理解をいただくまでに至っておりません。詳細調査の実施に向けて、引き続き千葉市などの関係者との対話の努力を続けてまいります。
福島県以外の指定廃棄物でございますが、宮城、栃木、千葉の三県におきまして長期管理施設の詳細調査候補地を選定しておりますが、現時点では、長期管理施設の設置が決定した県はございません。
現在は、宮城、栃木、千葉については詳細候補地が提示されて、茨城、群馬については、当面は現地保管を継続をして、このセシウムの濃度が基準を下回るのを待った上で段階的に既存施設で処理すると、そういう方針だというふうに伺っておりますけれども、まず大臣にお伺いしたいのは、この詳細調査候補地の調査状況、また指定廃棄物の処理の促進に向けた取組、まずこれをお伺いをしたいと思います。
そのために、まずは詳細調査候補地である千葉市等の理解を得るための努力を継続してまいります。 ただ、指定廃棄物の処理が非常に難しい課題であるという状況でございまして、千葉県において今のような状況が今後も長く続いてはいけないという強い思いを持って、関係者との意見交換を重ねつつ、他県での対応も参考にしながら、処理に向けた取組を進めていきたいというふうに考えております。
大臣、ここはどのように地元の方々の理解を求めるかですので大臣にお答えいただきたいんですが、地質調査候補地の決定の前に、地元の首長さん、知事さん、市長さんに説明するつもりはありますか、ありませんか。
こうしたことも指摘されておりますけれども、しかし、今回問題となっております、調査候補地が選定されている宮城県、千葉県、栃木県の現状についてでありますけれども、宮城県については、宮城県知事が、三候補地の選定結果を、三市町の提案も受け入れて白紙撤回をしております。これについては宮城県の与野党とも賛成をしております。そして、自民党の伊藤委員からも今回特措法の見直しの提案がありました。
指定廃棄物については、災害等のリスクの観点から県内一カ所に集約して安全に管理することが望ましいため、平成二十六年一月に三カ所の詳細調査候補地を御提示し、地元との意見交換を行ってまいりましたが、現時点で、詳細調査の実施について御理解をいただくまでに至っておりません。
○山本(公)国務大臣 現在は、全国一律に整備されている既存の地図情報等を用いて詳細調査候補地の絞り込みを行うという一次スクリーニングが終わったのみの段階でございます。 選定基準では、河川管理者が定めた浸水想定区域を一次スクリーニングで除外することになっていますが、塩谷町寺島入は浸水想定区域に指定されておりません。
○山本(公)国務大臣 千葉県内の指定廃棄物の長期管理施設について、昨年四月に、千葉市内の土地を詳細調査候補地として選定、提示をしたところでございます。その後、千葉市の皆様への御説明を行ってまいりましたが、残念ながら、詳細調査の実施について御理解をいただくまでに至っておりません。
○伊藤副大臣 確かに、私たち環境省は地域の皆様方に理解を得られていないという現下の状況を承知してはおりますけれども、しかし一方で、詳細調査候補地の選定手法等につきましては、塩谷町の町長さんも御出席を賜りました市町村長会議で御議論をいただいております。
○伊藤副大臣 選定の手法では、まず、一次スクリーニングにおきまして、全国一律に整備されている既存の地図情報等を用いて詳細調査候補地の絞り込みを行いました。その上で、詳細調査を実際に実行させていただいて現地固有の情報を把握して、有識者会議での評価を経まして、最終的な候補地を決定することといたしております。
環境省としては、塩谷町にある詳細調査候補地の選定は、市町村会議において数回にわたって議論を重ねてきた結果であり、このいきさつを尊重する必要があると考えております。 今後も、御地元の懸念や疑問についてよくお話を伺い、丁寧に御説明する機会が得られるよう、働きかけを行ってまいりたいと思っております。
一方で、宮城県、栃木県、千葉県の各県では、指定廃棄物を集約する長期管理施設を整備するための詳細調査候補地を既に提示をしておりますけれども、なかなか地元の十分な御理解がまだ得られていないということで、現地調査に残念ながら着手できていないという状況であります。
○政府参考人(鎌形浩史君) 今御指摘のあった選定手法のルールでは、まず一次スクリーニングにおきまして、全国一律に整備されている既存の地図情報などを用いて詳細調査候補地の絞り込みを行うこととしてございます。
○深見政府参考人 私どもとしましても、御地元のそのような不安をできるだけ解消して、私どもは、千葉県内におきましては、長期管理施設という形で、県内一カ所に指定廃棄物を集約して保管したいというふうに考えておるんですけれども、その詳細調査候補地というものの対象としまして、千葉市内の一カ所を選定させていただきました。
○鎌形政府参考人 千葉県につきましては、昨年四月に東京電力千葉火力発電所の土地の一部を詳細調査候補地として選定したところでございますが、その後、六月に千葉市長から、指定廃棄物を排出自治体内で保管するための再協議を求める申し入れをいただいたところでございます。これを受けまして、十二月には環境省から回答させていただきました。
○丸川国務大臣 村井知事から井上副大臣を通じて、詳細調査候補地の調査について凍結をしてもらいたいということで御要望がございまして、これについて、私ども、最大限尊重させていただきまして、その御意向に沿うつもりでございます。
詳細調査候補地に選定された塩谷町が、昨年九月の豪雨により詳細調査候補地が洪水地域であることが新たに判明したため、詳細候補地の選定結果を返上したわけでありますが、宮城県のように再協議するためには再測定することが必要だと思います。 県との協議はまとまったのかどうか、お伺いをしたいと思います。
ここには、「栃木県における指定廃棄物の処分場の候補地選定手法に基づく詳細調査候補地の選定結果を貴省に返上いたします。」とございました。 この選定手法につきましては、知事及び県内の全ての市町長から成る市町村長会議における幾たびにもわたる議論を積み重ねて確定したものと理解をしております。この市町村長会議には、塩谷町長にも御出席をいただいたものと理解をしております。
次に、二つ目でありますが、塩谷町の詳細調査候補地の選定結果の返上についてであります。 前回、大臣と何度もやりとりしましたが、改めて確認したいと思います。私の方の言い方も悪かったのかもしれませんが、改めて申し上げると、塩谷町は詳細調査候補地の選定結果を返上した、それでよろしいですか。
この選定手法に基づいて、環境省によって選定作業を行った結果、三カ所の詳細調査候補地を公表させていただきました。 現地での調査が実施できていない状況につきましては大変遺憾でありますけれども、三つの市町に対しては、引き続き、調査についての御理解が得られるよう丁寧に説明する努力を行ってまいりたいと考えております。
○国務大臣(丸川珠代君) 詳細調査候補地の再選定を行うことは考えておりません。 理由の一つといたしましては、まずこの選定手法については、各県において全ての市町村長及び県知事が参加する市町村長会議での議論を経て確定したものであり、これを尊重すべきものと考えております。
その詳細調査候補地を既に選定させていただいておりますので、これらの地元の御理解を得るべくこれからも引き続き努力をしてまいります。
○丸川国務大臣 調査候補地の絞り込みにおいては、県が入っていただいて、市町村長会議でも御議論いただいた選定手法に基づいて決めさせていただいたものでございますが、あくまでこれは詳細調査の候補地でございまして、まず詳細調査をやらせていただいて本当に適地かどうかというのを確認させていただけないと、実際そこに建設できるかどうかもわからないというのが本当のところだと私は理解をしております。
十二月十四日付で、千葉市長に対し、詳細調査候補地選定に係る再協議に対する回答を大臣名でお出しになられました。この中身を拝見いたしますと、指定廃棄物を一カ所に集約する方針を堅持するとか、施設の必要性や安全性について丁寧に御説明を続ける所存と大臣は御回答をされています。
十二月七日に、放射性指定廃棄物最終処分場の詳細調査候補地となっている塩谷町が環境省に行きました。